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livescope 2012 〜the tales of memories〜 パンフレット メンバーエッセイ

2012年3月GARNET CROW livescope 2012 〜the tales of memories〜 パンフレット(公式 Instagram 掲載の誌面画像より)収録:2026年9月15日

GARNET CROW livescope 2012 〜the tales of memories〜 のパンフレットに寄せられた、メンバー4人それぞれの思い出の場所をめぐるエッセイ。

中村由利 なんばHatch

なんと言っても初ライヴの場所なので強く印象に残っています。ここから私たちの、ライヴストーリーが始まった大切な場所です。当時はまさかライヴが出来るなんて思っていなかったし、皆さんが観に来て下さるかとか、最後まで歌い切れるだろうか…とか様々な想いでいっぱいでした。だから今でも、“なんばHatch”と聞くと、ドキッとしてしまいます。気が引き締まるような、そんな場所です。

AZUKI 七 仁和寺

GARNET CROWにとっての7周年の秋、世界遺産、仁和寺での野外ライヴ。前日夜は大雨。すべての塵をはらったかのような冷たく澄んだ空気の中、空はおぼろげな夕暮れから綺麗に形を現した神々しい光を放つ月を魅せる。たった一夜のライヴ。文句なしに心に残る会場となってくれました。野外であること、周囲はそびえたつビルなどなく歴史ある地、緑の山、そしてその奥深き空へ、声が、音が、どこまでも遠く何者にも邪魔されることなく昇華されていくさまは、心の奥のほうまで他人事のようにウットリと夢見心地にさせてくれた時間となりました。ま、美しい思い出ばかりでなく、前日の大雨による機材の出戻り、個人的に衣装が全身揃わず前の日にも探しに走ったこと。そして前日夕方からのセットリスト大幅変更。当日寒くて皆震えながら歌い演奏したこと。色々と懐かしさ盛りだくさんです。

岡本仁志 flying・STAY〜夜明けのSoul〜

どの場所も懐かしく、また訪れてみたかったので。『STAY〜夜明けのSoul〜』のアルバムジャケット写真で「当時僕がよじ登った木はどの木だったっけ〜?」と公園内を探索したり、『flying』ジャケット写真の構図を再現してみたり。遊ぶ気満々で行ってきました。あと『SPARKLE〜筋書き通りのスカイブルー〜』のジャケ写を再現って案もあったのですが(ビル屋上のわりと端!)、寒いし怖いのでやめました。

古井弘人 大阪市中央公会堂

GARNET CROWのデビュー5周年を記念して行われたpremium live。その会場となったのが大阪市中央公会堂でした。当時は大阪にこういった建物が存在することすらライヴが決まるまで知りませんでした。大正浪漫を感じるというか、この建物の雰囲気が好みだったということもあるんですが、当時「5年も続けてこれたか…。」と感じたことを思い出したのもあり、この場所にさせて頂きました。