VOL.97 12th Single「クリスタル・ゲージ」
music freak magazine Flash Back GARNET CROW 10th MemoriesP.032–033
●○○ From music freak magazine Vol.97
GARNET CROW
New Single「クリスタル・ゲージ」
12.11 Release!!
●○○ From music freak magazine Vol.97
GARNET CROW
♥yuri nakamura(vo)
♥azuki nana(key)
◆hirohito furui(key)
◆hitoshi okamoto(g)
初のライヴ・ツアー「GARNET CROW LIVE TOUR 2002〜first live scope〜」の大阪・東京・福岡公演を終え、更には追加公演も決定しているGARNET CROW。このLIVE TOURでは、ヴォーカル中村由利の素顔をも感じさせるステージ・パフォーマンス、フルートの演奏を披露してくれたキーボードAZUKI 七、渋さと茶目っ気という相反する岡本仁志のギター、キーボード&アレンジャー古井弘人のアグレッシヴなキーボードという、個々のライヴ・パフォーマンスを見せてくれた。そのライヴ終演後に会場で流れ話題となっていた「クリスタル・ゲージ」が遂にリリースされる。初のライヴについて、「クリスタル・ゲージ」について中村由利とAZUKI 七の2人に話を聞いた。
●追加公演が決まっていますが、ひとまずツアーお疲れ様でした。初めてのライヴ・ツアーはいかがでしたか?
中村由利(以下中村):とても楽しかったです。本番迄は審査員の前でライヴをするようなイメージを持ってしまっていて、来てくれたみんなにもそう見られるかな?と思ってたんですけど、歌詞とか間違っても、"がんばれ!" という温かい声援が多くて、それにちょっと感激しました。
●緊張とかは?
中村:出だしは曲構成上、ちょっと緊張したんですけど、あとは逆に "がんばれ!" っていう温かい目をしてくれていて、親心じゃないですけど "みんながついてるから" みたいな勢いだったんで、反対に安心出来ました。やる前までは絶対ミスは出来ない!NO MISSで!と思ってたんですけど、やっちゃうじゃないですかミスとか。その励ましの声や目に安心して出来たから、リハーサルよりもリラックスして出来たように思います。
●AZUKIさんは?
AZUKI 七(以下AZUKI):同じ感じなんですけど、楽しかったです。なんか、「サポートありがとうっ!」て感じですね。私達も初めてで、どうしていいか分からなかったり、空気も分からなかったりしたけど、毎回会場ごとにみんなのほうが空気を作ってくれて、盛り上げてくれて。
中村:盛り上げるつもりが、盛り上げてもらったよね。
AZUKI:うん、本当に。サポートありがとうにつきますよね。
●1本1本のライヴについてはどうでした?
中村:空気感も場所場所で違ったし、大阪は本当に初ステージだったんで、一生懸命ひたすらがんばってステージに立ってた、っていうような所もあったし、東京は1本終わって、何とか大丈夫だっていう感触を掴めてやれたし。それに来てくれた人もエネルギーを持った方が多くて、会場も変わって、その分大阪と違う雰囲気でやれたので、一会場一会場全部同じようにしてるつもりでも、結果全然違いましたね。
●ライヴを4人で行った事が、今後のCD制作に反映されたりすると思いますか?
中村:集まって "せーの" という方法は今後もとらないと思いますが、今まで経験したことがなかったものを経験したという所で、気持ち的に影響してくるかもしれないですね。
●「クリスタル・ゲージ」は、ライヴ・ツアーの終演後に会場で流れて話題になっていた曲ですが、制作の方はいつ頃から取り掛かっていたのですか? ライヴ中ですか?
中村:MIXまで仕上がってるものはだいぶ前からあって、ライヴ後に流したら合うかな?と言うことで流し始めて。自分たちも会場から聴こえてくるじゃないですか、それで聴いた感じ "いいね" ってなって。
●曲作りはどのように進めていかれたんですか?
中村:これについては出だしのフレーズが決まって、そこからAメロにさかのぼってできました。カップリングの「Crier Girl & Crier Boy 〜ice cold sky〜」の方はAメロから出来ました。
●この曲はこんな感じの歌を歌いたいと思って、作曲されたんですか?
中村:バンドっぽいというか、ギター・ポップというか……。アコースティック・ギターがメインで、みたいなところから始まった曲です。
●詞の部分で次はAZUKIさんにお聞きしたいのですが、中村さんが一番気持ち良く歌えるように書いていくというコメントを拝見する事が多いのですが、今回もでしょうか? また、テーマみたいなものはありますか?
AZUKI:あまり今回はこういう事を言いたいっていうテーマはないというか、それよりもまずイメージがあって。
●イメージを言葉に置き換え、かつ中村さんの声をオーバーラップさせながら書いていくという感じですか?
AZUKI:声がなかったら、書けていないですね。メロディだけなら、そうなってないです。
●「クリスタル・ゲージ」は儚いと言うか切ないと言うか、人間の本性というか生き方を考えさせられる内容だなって感じて。AZUKIさんの詞世界には、いつも新鮮さを与えてもらっているので、どうやってこの世界を作り出してるんだろうと。
AZUKI:声に引っぱり出されてるところが大きいです。ただ、書きたくないことは、明確になっているような気がするので、だから、書かないってよりは出てこないです。書くという部分では、自分で意志を持って書こうとはしていなくて、結構、声に委ねちゃってる感じで。
●中村さんにとってはAZUKIさんから上がってきた詞を声にする時は、どんな感触がありますか?
中村:もちろん、自分の書いたメロディに詞がのってくるとやはり新鮮ですよね。どう歌ってみようかな?ということで、どう詞をハメようかな?とか曲構成とか、バリエーションが色々上がってきますね。「クリスタル・ゲージ」は、トラックをわけてヴォーカルをクロスさせてるんですね。そういうことも自分のデモ段階では考えてなかったんですけど、詞を見てこうしようと思いましたね。
●出来上がるまで時間がかかったフレーズとか、響きとかはありましたか。
中村:出だしのサビ始まりで "あっ" て思ってもらいたいと思っていたので、これに関しては全体の流れを綺麗に繋いで、1フレーズ目を受けて、次に2フレーズ目が始まって……と、歌っていって滑らかにしたかったんですよ。あとは、クリスタルっていう位だから透明感を出したかったし、アコースティック・ギターも結構入ってることもあったので、それに負けないように、自分も高めのコーラスを入れて、バランスを取れるようには考えました。
●こういうふうに感じてもらいたいと言うのはありますか。
中村:全体の雰囲気みたいなものを。パッと聴きの印象というか、アコースティック・ギターと歌と言葉の響きの絡みみたいなものを聴いてもらえたらと思います。
●カップリングの「Crier Girl & Crier Boy 〜ice cold sky〜」についてですが、これはどのように制作されたのですか?
中村:マイナー調のせつないものをやろうかなと思って。これはすぐ出来ました。「クリスタル・ゲージ」より後に作ったものなので、比較的新しい曲ですね。
●聴かせて頂いて「愛」がテーマかなと。人の愛するピュアな気持ちがここに描かれているなと思いました。
AZUKI:常にピュアですよ(笑)。
中村:これは、曲のイメージと詞のイメージが何も言ってないのに合ったんですよね。
AZUKI:情景がね。
中村:私はゆかたを着て、花火とか夜空を見てるようなイメージをしていて。
AZUKI:そう、実は電話がかかってきて、その時にはほぼ書けてたんですよ。で、花火とか、冬とか星空とか、少年少女のイメージってことを聞いて、全部入ってるよって(笑)。"Crier" って泣き虫なちっちゃな男の子女の子っていうイメージで、同じだったんでびっくりしました。
中村:家でメロディを作ってる時に、ハメやすい日本語で歌ってたんですけど、上がってきた詞を見て、同じ場所に花火っていう言葉が入ってたんでびっくりしました。
AZUKI:そうなんだ! ほんと!
中村:本当! 歌詞の「真冬の花火が」というフレーズのところなんですけど、その部分を仮歌では「打ち上げ花火」って歌ってたんですよ。上がってきた詞を見て、ばっちり同じ場所に入ってたんで、本当にびっくりしました。重なるものなんだなぁって。冬に花火って出てくるとは思ってなかったんで。
●この歌はメロディのイメージがお互いまさに合致したと。
中村:伝わったのかなと思って。
AZUKI:発してるものが強かったとか(笑)。
中村:花火〜、花火〜って(笑)。
AZUKI:メロディのイメージが強かったのかな、ちょっとびっくりしましたけど。かなり委ねている所があるから、ボーっと聴いていて、メロディが呼ぶものが出てくるまで書かない時とかありますし、無理にハメて書くことはしないし、こういうのが書きたいからと言って無理にハメることはないに等しいので。
●まったく出てこなかった時とかあったりするんですか。
AZUKI:委ねるから、私は結構色んな雑念とか入るとダメですよね。だから、出来る時間が限られますね。今から詞を書こうと思っても、削ぎ落としていく作業をまず必要とするから。メロディを聴いて、"あのメロディだからこうしよう" ではなくって、万全な体制というか、嫌なことがあってローになってるとか、楽しいことがあってウキウキし過ぎとか(笑)、そういうのは全部自分の中から外していったりとか、まずはそういう作業から入るので。で、整ったよ入っておいでっていって曲を聴く感じです。
●無の状態ですね。
AZUKI:声歓迎という状態です。
●そういう状態で書いているのに、テーマ性というか、メッセージ性ももちろん感じますし、きちんと流れはありますよね。
AZUKI:それは声に引っぱり出してもらってるんです。
●どこが聴き所ですか?という質問は愚問ですね(笑)。聴き方もその人に委ねるということで。
AZUKI:聴く人のテンションによって、包んでくれる感じがしたり、響き方もまた人によって違うと思うんですよ。
中村:私、真冬の花火好き。
AZUKI:その人の感性で聴いてもらえればと思います。
GARNET CROW
New Single
「クリスタル・ゲージ」
12.11 Release GIZA studio
GZCA-7006 ¥1,000(tax in)
1.クリスタル・ゲージ
2.Crier Girl & Crier Boy 〜ice cold sky〜
3.クリスタル・ゲージ 〜instrumental〜
※「クリスタル・ゲージ」TBS系TV「Pooh!」12月度エンディングテーマ
★TV出演決定!!
・12月27日(金)ANB「ミュージック・ステーション・スーパーライブ 2002」