目次へ戻る

VOL.115 LIVE DVD『GARNET CROW livescope 2004 〜君という光〜』

music freak magazine Flash Back GARNET CROW 10th MemoriesP.053

●○○ From music freak magazine Vol.115

GARNET CROW

LIVE DVD
「GARNET CROW livescope 2004 〜君という光〜」

6.16 Release

B-VISION ONBD-7034 ¥3,990(tax in)

【収録曲】Timeless Sleep/泣けない夜も 泣かない朝も/flying/Endless Desire/水のない晴れた海へ/未完成な音色/君という光/今日の君と明日を待つ/Marionette Fantasia/永遠を駆け抜ける一瞬の僕ら/千以上の言葉を並べても.../夢みたあとで/永遠に葬れ/君の家に着くまでずっと走ってゆく/夏の幻/Mysterious Eyes/僕らだけの未来/スパイラル/雨上がりのBlue/Holy ground/二人のロケット...and Interview & Making

LIVE DVD「GARNET CROW livescope 2004 〜君という光〜」
6.16 On Sale!!

 2000年にメジャー・デビューして以来、楽曲制作中心で活動していたGARNET CROWが、初のライヴ・ツアーを行ったのが2002年秋。そのライヴは、彼らがテーマとして掲げているステージ上での作品の再現が見事に実践され、観客の目に焼き付けられた。もちろん1stライヴ・ツアーは大盛況のうちに幕を閉じ、その後ライヴDVDとして発表。GARNET CROWの音楽活動の中にライヴの文字が大きく刻まれ、彼らの新しい可能性に多くの人の期待が寄せられる事となった。

 そして迎えた2004年。彼らは2度目の全国ツアーを敢行した。昨年11月に発表した3rdアルバム『Crystallize 〜君という光〜』、2004年第1弾シングル「僕らだけの未来」を掲げての「GARNET CROW livescope 2004 〜君という光〜」は、1月27日より大阪、福岡、名古屋、東京で行われた。その模様を余す事なく収めたライヴDVDが、6月16日にリリース。ライヴ・アーティストとしての彼らの姿を追った、見所満載のアイテムになっている。

 前述した作品の再現を重視したライヴは今回のツアーでも継承され、それに加えて彼らの持つ音世界の追求が感じられるステージだった。彼らの楽曲を聴いて抱く荘厳な雰囲気はステージにも反映され、宮殿を思わせる柱やカラスのシルエットがプリントされたエンブレム型の大きな赤いクロスなど、観客の想像をかきたてるものがたくさんあり、そこに登場したメンバーはいつも以上に頼もしく見えた。

 彼らのステージには音に対するこだわりが随所に現われている。まずはサポート・メンバーの存在。大賀好修<from oom>(G)、岩井勇一郎<IN db>(G)、David C. Brown<from EXPERIENCE>(Dr)、大橋雅人<ex. FEEL SO BAD>(B)ら実力派ミュージシャンによって演奏される楽曲は、GARNET CROWが持つ深みのある音を更に増幅させ、会場の隅々に広がっていく。その心地良さは映像を通じても十分に伝わってくるはずだ。もちろんメンバーの演奏にも目が離せない。ステージ全体を見守るように優しい旋律を奏でるAZUKI、メンバーとの演奏を楽しみながら細やかなギター・プレイを披露する岡本、落ち着いたイメージとは裏腹にライヴでは情熱的な演奏をする古井と、演奏陣の個性に触れる事が出来る貴重な作品と言えるだろう。そして中村は、彼らの演奏を包み込むようにそれぞれの曲を歌い上げる。彼女の突き抜けた歌声に観客は心打たれ、その感動が会場に満ちていく。その繰り返しが何層も積み重ねられる事によって、メンバーと観客の距離が近づきGARNET CROWのライヴが形作られていくのだ。

 今回のライヴDVDには、ツアー・ドキュメント映像とメンバーのコメントが収められている。その中で古井は "ライヴはやればやるほど良くなるもの" と言い、AZUKIは "ライヴは自分達が向かう場所がある事を教えてくれる" とコメント、岡本は "作品とライヴのギャップをなくす事を心掛けている" と答え、中村は "観客の反応を見るのが楽しい" と話している。捉え型は様々だが、メンバーのライヴを大切に思う気持ちが伝わってくるのではないだろうか。

 また、今作にはライヴで演奏されたCD未発表曲「雨上がりのBlue」の映像も収録。新曲をライヴで披露するという試みは、ツアーを重ねる事で生まれた彼らの新たな挑戦だったのかもしれない。その模様を収めた今作は、GARNET CROWの足跡を記録した貴重な作品になるだろう。

 このライヴDVDと共に、GARNET CROWはニュー・シングル「君を飾る花を咲かそう」をリリースする。2ndツアーを経て放たれた楽曲が、どのような仕上がりになっているのか。このシングルとライヴDVDを通して、2004年後半の彼らが向かう場所を思い巡らせるのもいいかもしれない。

★THURSDAY Live at hills パン工場出演情報!!
"OKAMOTO NIGHT"

8月5日(木) OPEN 18:30/START19:30

出演:岡本仁志、他

(問)hills LIVE チケットセンター:06-6110-7111

OFFICIAL HP
http://garnetcrow.com

GARNET CROW
NEW SINGLE「君を飾る花を咲かそう」

6.16 Release

GIZA studio GZCA-7054 ¥1,000(tax in)

1.君を飾る花を咲かそう 2.やさしい雨 3.夜深けの流星達

4.君を飾る花を咲かそう 〜instrumental〜

※「君を飾る花を咲かそう」テレビ東京系アニメ「モンキーターン」エンディングテーマ

1.君を飾る花を咲かそう
イントロのコーラス部分が厳粛な雰囲気を感じさせ、しっかりとしたリズムに乗せて歌われる情景は、今の場所から旅立つ人に対して向けられた主人公の心情が綴られている。人との別れは悲しいものだが、それだけで終わるものではない事を、AZUKIの前向きな歌詞と中村の暖かいヴォーカルを通して伝わってくる。全体に漂う優しさと力強さに満ちたサウンドも聴き所の1つ。ノスタルジックな印象を与えるアレンジにも注目して聴いて欲しい。

2.やさしい雨
エレピの音色とリズム・ビートの絡みが心地良いポップ・ナンバー。思い出を辿りながら町並みを進んでいく様を描いた歌詞からは、外の風の匂いまで伝わってきそうだ。両思いになる事を願う主人公の想いを、中村が素直に歌い上げている。曲の奥行きを広げる様々な楽器の音にも注目。

3.夜深けの流星達
出だしのヴォーカルがインパクト大。タイトルにある "流星達" が瞬く夜空の深さを感じさせるスケール溢れるサウンドが魅力の楽曲に仕上がっている。物語の一文を彷彿させるような詞が印象的で、力強いヴォーカルが曲のイメージを強めていく。後半部にかけての盛り上がりが刺激的で、ライヴで是非聴いてみたい曲。