Es VOL.40 GARNET CROW解散について 編集部コラム
music freak magazine & Es Flash Back GARNET CROW Final MemoriesP.087
●○ From music freak Es Vol.40
GARNET CROW
BEST ALBUM 5.22 RELEASE & LAST LIVE 決定!!
去る3月30日に東京ドームシティホールにて、5月 東京、6月 大阪で行なわれるライヴをもって解散する事を発表したGARNET CROW。突然の発表に驚き、未だに信じられないというファンの方も多い事でしょう。編集部と致しましても、メジャー・デビュー前から作品紹介や、ライヴ・レポート、イベント・レポート等、彼らのあらゆる動向を追い掛け、インタビューも数え切れない程行ない、また先月最終回となったコラム連載でも長きに渡ってお世話になってきただけに、“解散”という事実に対して、正直残念でならない!という気持ちがある事に嘘はつけません……。
しかし、3月30日にメンバーを代表して解散を発表した中村由利さんは“GARNET CROWとしてすべての事を出し切りました。”と清々しく、潔い表情で語っていました。発表直後、客席からは“え~”、“嫌だ~”、“やめないで~”という声が飛び交いましたが、メンバー達のやりきった感、納得しきった感が表れた表情を目の当たりにした時、自然と拍手が起こり、“ラスト・ライヴは、みなさんと一緒に楽しく盛りあがりたいと思いますので、皆さん是非遊びに来てくれますか? 盛り上げてくれますか? 一緒に楽しみましょう!”という呼び掛けに、温かな声援と惜しみない拍手が送られていました。多くは語られませんでしたが、ステージに立つ4人には、有無をいわさない絶対的な意志力みたいなものが発せられていたのです。
GARNET CROWの4人、中村由利さん、AZUKI 七さん、古井弘人さん、岡本仁志さんは、それぞれが作曲や作詞や編曲を手掛け、デビュー前から高い評価を得ていたクリエイター集団としてデビューしました。だから最初の頃は楽曲を制作しリリースするという活動形態で、ライヴやテレビ出演等は行なっていませんでした。しかし2002年の1st Liveでの、高い歌唱力と演奏力によるステージングの完成度に、オーディエンス達はその後もライヴ活動を熱望。コンスタントにライヴが行なわれる様になり、テレビ出演等も増えていきました。しかし、どんなに稼動が増えても、常に中心は制作活動。以前インタビューで中村さんは“サラリーマンの方が毎日会社に行って仕事するのが当たり前のように、私も毎日スタジオに行ってレコーディングするというのが自然というか……それが私の日常”とおっしゃっていました。それを証明するかの様に、所属レコード会社所有のスタジオの予約表には、土日以外ほとんどGARNET CROWの名前が記入されている、という話をレコーディング・スタッフの方から聞いた事があります。常に制作意欲が失われる事なく、しかも楽曲を産み出す発想力を持ち続けていられるというのは、アーティストと言えど並大抵の事ではないと思います。いったい13年という長い間彼らは何日、何時間スタジオに入り、どれだけ多くの曲を作り、音楽漬けの毎日を過ごしてきたのでしょうか? そんな風に考えてみると、私の考えを遥かに越える充実感や満足感が彼らの中には培われているのだろうと想像出来ます。
新しい作品が出来上がりインタビューさせて頂く時に中村さんは、“何もない状態というか、引き出しがからっぽみたいな、心地よい脱力感”という様な事をよく口にされていました。インタビューでの中村さんは、音楽に対して知識も豊富ですし、制作に対して非常にストイックで妥協を許さない、とても強い意志を持った方だなという印象を持っています。AZUKI 七さん、古井さん、岡本さんの3人も、作品を聴けば中村さん同様に、音楽に対しどこまでも真摯に、ストイックに制作を続けられてきた事は誰の耳にも感じられるでしょう。
そんな彼らが“Terminus=終着駅”というアルバム・リリース直後に出した決断……。
確かにニュー・アルバム『Terminus』はGARNET CROWの魅力が遺憾なく注がれた名盤であり、“すべての事を出し切りました。”という言葉を、即納得させられてしまう程のクオリティーを誇っています。
そして今……、先日の[GARNET CROW livescope 2013 ~Terminus~]での見事なまでのパフォーマンスを思い返し、『Terminus』を聴きながら思うのは、彼ら自身が決断したGARNET CROWとしてのゴールを、私達も前向きに受け入れ、これからの4人の新たな道を応援していくべきなんだという事です。解散発表後、読者の方からも解散についてメールが多数寄せられました。ほぼ皆さん私と同様に、“悲しいけど前向きに最後まで応援したい”というご意見でした。
この私達リスナーの決断が間違いではなかったと、どの様な形で納得させてくれるのか? 全てはラスト・ライヴで答えが出されると思います。それを確かめにラスト・ライヴの会場へ足を運ぼうではないですか。そして後悔のないよう、もう観る事の出来ないGARNET CROWのライヴを、メンバーと共に心から楽しみましょう!
(TEXT BY YUKARI MATSUBARA)
13年の軌跡を全シングルで辿るパーフェクトシングルコレクション発売決定!!
BEST ALBUM「THE ONE ~ALL SINGLES BEST~」5.22 RELEASE決定!!
デビューから最新シングルまで全35曲を収録したコンプリート・シングルベストのリリースが決定! GARNET CROW、13年の軌跡を全シングルで辿る永久保存盤です!! 今作についての詳しい内容は来月号にて特集をお届けします。お楽しみに。
「THE ONE ~ALL SINGLES BEST~」
GZCA-5253~5255 2013.5.22 release ¥3,780(tax in)
※全曲リマスタリング
【GARNET CROW livescope ~THE FINAL~】開催!!!
■2013年5月24日(金)東京国際フォーラム ホールA(開場 18:00 / 開演 19:00)
■2013年6月8日 (土)大阪国際会議場 グランキューブ大阪 メインホール(開場 17:00 / 開演 18:00)
■2013年6月9日 (日)大阪国際会議場 グランキューブ大阪 メインホール(開場 15:00 / 開演 16:00)
◇チケット料金:6,500円(税込/全席指定)
※各公演とも、開場・開演時間は変更になる場合がございます。
※6歳未満の方のご入場はできません。
◇チケット一般発売日:2013年4月27日(土)
◇会場・一般発売等に関するお問い合わせ先
東京公演:ディスクガレージ TEL:050-5533-0888
大阪公演:サウンドクリエーター TEL:06-6357-4400