VOL.72 岡本仁志 Solo Maxi Single「First fine day」
music freak magazine Flash Back GARNET CROW 10th MemoriesP.009
●○○ From music freak magazine Vol.72
Hitoshi Okamoto
岡本仁志
Solo Maxi Single「First fine day」
11.8 Release!
GARNET CROWのメンバーとして活躍中の岡本仁志が、11月8日にデビュー・シングル「First fine day」でソロ・デビュー!! 岡本仁志が繰り広げるギターバンド・スタイルのサウンド・プロダクツは、柔らかなギター・カッティングと爽やかなヴォーカル・サウンド。宅録制作にて行われた今作、彼ならではのセルフ・プロデュースというカテゴリーの中には、彼のルーツを垣間見ることが出来る。それは、岡本仁志自身からもあふれる自然体そのものと言えるであろう。そんな岡本仁志を探るべくインタビューを決行!!
●ソロ・デビューされた経緯を教えて頂けますか?
岡本仁志(以下=岡本):GARNET CROWでギターを弾きつつも、以前から自宅で曲を作り続けていて、その流れで "自分で歌ってみるか" ということになりまして。
●ご自分の中に、以前から歌ってみたいという気持ちはあったのですか?
岡本:どちらかというと "思いもよらない" と言ったほうが近いですね。本音を言うと、自分がまさか歌うことになるなんて思っていませんでした。
●ギタリストのソロというと、結構ギターがビンビンの、本当にギター中心的な曲をイメージするのですが、岡本さんの場合は歌中心でソフトで爽やかな仕上がりになっていますね、それはどうしてですか?
岡本:例えばどこかの有名なバンドのギタリストがソロ・アルバムを出すとなれば、ギタリストだったら構えて聴いちゃうと思うんですけど、僕は構えられるよりは……。反対にギタリスト、ギタリストしていないような、一つのアーティストとして、ギタリストが出すのではなく新人として聴いてもらいたいという気持ちはありますね。
●岡本仁志として聴いてもらいたいということですね。
岡本:そうですね。"岡本仁志" としてどういうものを出そうか、ということを意識して……。
●今回は全て宅録にて制作されているのですが、なぜスタジオじゃないのかという部分やその過程を教えて頂けますか?
岡本:デモの感じがイイ感じと言われていたので、わざわざスタジオで録らなくても、いい意味での荒さというか安っぽさが出ればいいなと思っていました。作詞はAZUKI 七さんにお願いしましたけど、あとはまったくの自作自演になりましたね。しかも宅録なので機材に囲まれてリラックスした状態で作りました。時として、生みの苦しみを味わうこともありましたけどね、やっぱり(笑)。そういう時は無理をせず、外出したり他のことをで気分転換をはかったり。
●自宅にはかなりの機材をお持ちなんですね。プロモーション・ビデオも自宅で撮られたそうですが……。
岡本:(笑)いえいえ。機材はたいしたことないですよ。撮影はガーネットの時と違って一人だったのでドキドキしましたが、楽しかったです。
●岡本さんの音楽のルーツを聞かせて頂きたいのですが。音楽の道へ入るきっかけは?
岡本:中学生の頃からですね、ギターを始めたのは。ちょうどバンド・ブームだったので自然に音楽には入っていきました。
●最初からギターを?
岡本:実は、本当はドラムを始めたかったんですけど、ただ単純にあのバカでかいセットを家に持ち込むのは……?と思いまして(笑)。ギターは手ごろに始められますよね。始めた当初は、ただ友達同士でお互い早くギターを弾けるようにって感じで、バンドを組んだのは高校の頃からですね。やっぱりコピーから始めて。演っていたのは、ちょうどその頃流行っていたベタなハード・ロックを(笑)。
●その時、歌うことは?
岡本:いえいえ(笑)。ギターにどっぷりハマッテましたから、"歌う" ということは全く考えてませんでした。だから今歌ってることが不思議なくらいで(笑)。そうして、大学時代にはオリジナルをやってましたね。今思えば、この頃からUKよりのものをやりだしたように思います。
●地道に音楽を続けて来られたんですね。昔からずっとやってきている音楽と今現在の音と、結果としての結びつきとかはやっぱりあるものですか?
岡本:地道っていうほど、聞こえはよくないですけど。地道っていうと、"努力してそう" じゃないですか。僕はそんな感じではなく、常に周りに音楽がある環境でしたから離れることがなかったですね。結びつきは(考えながら)……、あることはあると思いますが "モロ" ではないですね。自分でも気付かないうちに曲の所々に表れてるかもしれませんし……。
●先程、作詞はAZUKI 七さんとおっしゃられていたのですが、AZUKI 七さんの詞に対してはいかがですか?
岡本:AZUKI 七さんの詞は、恋愛でも直球ではなくて変化球にしてくれているので、僕のサウンドにはちょうど合っているなあと思いました。
●詞を理解されて歌に表現されていると思うんですけど、その中で大変なこととかありますか?
岡本:AZUKI 七さんの詞だからうんぬんということじゃなくて、誰が詞を書いても、もちろん自分で書いたとしてもこれは言えることなんですが、日本詞はどうしても意味がわかるので、その解釈に悩みますね。でも僕なりにここをこうして歌えばかっこいいかなとか、ダサいかなとか考えながら、消化しながら表現しているつもりです(笑)。
●今後は、自分で書こうとかスタイルの方も崩さずにいこうとかは?
岡本:スタイル的なものは、基本的には変わらないでいこうかと。あと、作詞に関してはわからないですね。どうしても、サウンドが先行してしまうので仕方がないんですけど。やっぱりトータル的なものに耳がいっちゃうんで。でも、いい状態で制作活動は続けていきたいと思ってます。
●ライヴ活動の予定はあるのですか?
岡本:(驚いた表情で)まだ、まだです。でも、音源もどんどん作ってますし、そのうちできたらいいなーとは思ってます。
●今後やってみたいこと挑戦してみたいことは?
岡本:定番なんですけど、いい曲を目指して曲を書きつつ、可能性をもっと拡げて行きたいですね。進化し続ける "岡本仁志" に期待していて下さい!(笑)。
●最後に岡本さんにとって音楽とは何ですか?
岡本:深く考えたことはないですが、空気みたいなものですかねぇ。よくわかんないです(笑)。
謙虚な姿勢でインタビューに応じる岡本。彼の作品を聴いた後に残るやさしい感情も、作品の中に彼そのものが自然と溶け込んでいるのでは?と思わせる。まだまだ、一人歩きを始めたばかりで、未知なる可能性を感じさせる。イラストのジャケットも、彼の持ち味を存分に味あわせてくれるポップさに富んだものに仕上がり、内外ともに楽しませてくれる。そんな彼に要注目!
岡本仁志
Solo Maxi Single
「First fine day」
11.8 Release
GIZA studio GZCA-1052
¥1,260(tax in)
1.First fine day
2.joyride
3.Res-no