原画像で判読できない文字は □ で示しています。今後更新します。
Es VOL.12 New Album『parallel universe』メンバー・インタビュー(前半)
music freak magazine & Es Flash Back GARNET CROW Final MemoriesP.022
●○○From music freak Es Vol.12
GARNET CROW
New Album『parallel universe』2010.12.8 Release
オリコン・アルバム・ウィークリー・ランキング初登場7位をマークした前作「STAY 〜夜明けのSoul〜」からおよそ1年3ヶ月振りに、通算8枚目のオリジナル・アルバム「parallel universe」を12月8日にリリースしたGARNET CROW。シングル作品ではオリコン・シングル・ウィークリー・ランキング自己最高の4位を記録した「Over Drive」を始め、名探偵コナンオープニングテーマ「As the Dew」のアルバム・アレンジを含む全10曲を収録した今作について話を聞いてみた。(INTERVIEWED BY YUKARI MATSUBARA)
●今年は10周年イヤーという事で、これまでを振り返る事も多かったと思います。そんな中で、今現在ご自身の中で[音楽]ってどんな存在ですか?
中村由利(以下中村):制作の姿勢は10年前と全く変わらないですね。ただデビューした頃は制作だけという所から始まったんですけど、今は制作とライヴっていう、2本柱で活動しているっていうのが大きな違いではあります。制作をしてアルバムをリリースして、それをライヴで皆さんに聴いて頂きダイレクトに反応を感じて、皆さんから頂いたエネルギーで自分のパワーをチャージしてまた次の制作をするっていう、そのサイクルがだんだん確立されてきて、今はすごく普通な感じというか、OLみたいな感じです(笑)。お昼間スタジオに入って歌うという規則正しい毎日を繰り返しているので、多分普通のミュージシャンの方より私はとても規則正しい生活を送っていると思いますね。
●作る作品が変わってきたとか、そういう変化を感じられる部分はありますか?
中村:経験も増えて色んなものを吸収して自分の知らなかった事が分かってきたりだとか、知恵が付いたりだとか、引き出しが増えてきているかなっていうのは感じますね。今回のアルバムでも、「Over Drive」に象徴される様な明るくてポップな曲がいくつか収録されているんですけど、こういう系統の曲って今まで手つかずのジャンルと言いますか、自分自身そんなに興味がなかったんですね。でも、今回「Over Drive」を制作した事によって、"こういった音楽の世界もあるんだって" 面白さを感じたり、心地良さを感じられる様になったのは、10年目にしてある意味新しい発見でしたし、自分の中ではすごく大きな事でした。
●古井弘人(以下古井):意外に変わらずっていうのが率直な感想なんですけど……。思い返すと色々あったなと思いながらも、自分の中の感覚としてはすごくクイックで、年を取っていない自分を主張したいっていうか(笑)、でも気付くと時代は流れているわけじゃないですか、そういうギャップを感じる時が、最近特にありますね。
●10年もやっていると音楽性がかなり変わってくるバンドも多いと思うのですが、GARNET CROWはデビューから一貫して変わらないじゃないですか。制作もずっとコンスタントにされていますし、そういう部分からも変化を感じにくいのかもしれないですね。
古井:確かに個々にそれで良いのかっていう思いとか葛藤とかも、色々あると思うんですよね。だけど、変わったから良いのかっていうのが僕の中には存在していて、裏切らないまでも新しい試みだったりがチラっと見え隠れするという感じでしょうか……。変わるっていうと、点に見えるじゃないですか、でも変化していくっていうと広がっていくイメージなんですよね。それをいつも心掛けながらこの10年間制作をしてきましたね。
岡本仁志(以下岡本):僕は大きく捉えてインディーズの1枚目から何も変わっておりません。やっぱりGARNET CROWは生活の基本ですから、それに助けられたり、悩まされたりするのはずっと続いていて変わらないですね。まぁ変わったといえばファンの方の存在が大きくなったというのはあります。当初は制作チームだったので、その頃に比べてどんどん皆さんと触れ合う機会が増えて、そこは確かに変わった部分ですね。
●ではニュー・アルバムについて伺っていきたいのですが、前もって中村さんに今回のアルバムについて8個の項目について5段階で点数を付けて頂きましたので、そちらを見ながらお話伺っていきたいと思います。
岡本:1カ所[メッセージ性]だけやけに凹んどるな〜。多分AZUKIさんに書かせても同じやろうな〜。
古井:あまり押し付けないっていうね。
中村:うん、だってメッセージ・ソングを作っているつもりは全くないですからね〜。自分達はなんらメッセージを発しているつもりはなくて、それは聴いた方々がいかようにも、感じて頂ければと思っているので、曲を聴いた方が思う事であって、こちら側が発信する事ではないのかなと。GARNET CROWの音楽は今回のアルバムに限らず、メッセージ・ソングを作っているつもりは全くないですね〜。
●なるほど、では[GARNET CROWらしさ]=4ですが、こちらについてはいかがですか?
中村:並べて聴いてみて、上手くまとまったなと感じています。先程もちょっとお話した様に、今回「Over Drive」を作り込む事によってその面白さとか、こういう明るい色鮮やかな曲っていうのも心地良いなって思って、そこから「Over Drive」の様な世界観の曲をもう少し自分なりに掘り下げて作ってみようと思いました。そこで「tell me something」や「アオゾラ カナタ」とか、その辺りが出来てきたんですけれども。今までの私達の曲は、皆さんもおそらく持たれているイメージの通り、憂いだったり切なさを含んだどちらかというとダークなイメージが持ち味でずっとやってきたんですけど、今回は陽の射す様な色彩鮮やかな曲も美しいなって思って何曲か作ってみました。生き生きとした色鮮やかなGARNET CROWの世界っていうのを今回は全面に押し出してみた所これも違和感なく受け入れられたので、自分達の魅力の1つとして加えても良いかなと。勿論得意とする憂いや切なさを含んだ曲も収録していますので、全体的にこれまでのGARNET CROW□
GARNET CROWらしさ
未来
新たな試み
ライヴ向き
聴きやすさ
季節感
産みの苦しみ
メッセージ色