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Es VOL.12 SUPER LIGHT Mini Album『Now Printing...』岡本仁志インタビュー
music freak magazine & Es Flash Back GARNET CROW Final MemoriesP.024
●○○From music freak Es Vol.12
2010年、GARNET CROWのギタリスト
岡本仁志の新プロジェクト
"SUPER LIGHT" 始動!
2000年11月8日、CDシングル「First fine day」でソロ・デビュー。ギタリストとしてライヴやレコーディングと精力的に活動を続ける一方、アレンジャー、作曲家として数多くのアーティストへの作品を提供。ソロ・アーティストとして、これまでに2枚のシングル、2枚のアルバムを発表。ヴォーカルから全ての楽器パートを自身で手掛ける等、その幅広い才能を如何なく発揮。ストレートかつポップでありながら、どこかひとクセあるサウンド、ヴォーカリゼーションを持ち合わせたサウンドは、心地良さと共に他に類をみない強烈な個性を放つ作品として注目された。
そしてGARNET CROWデビュー10周年を迎えた記念すべき2010年、"SUPER LIGHT" として新たなソロ・プロジェクトを始動。ミニ・アルバム『Now Printing...』を12月8日にリリースした。UKティス□溢れるスタイリッシュなロックから、甘いヴォーカルが切なく胸に染み入るメロディアスなナンバ□スペイン語風で歌うラテン調のナンバー等バラエティ豊かな7曲を揃え、エフェクターを多用する音楽マニアぶりを発揮したサウンド・メイキングも斬新な1枚。
"邦楽はあまり聴かないから〜" という洋楽ファンにも、是非一聴して頂きたいセンス溢れる今作について、SUPER LIGHTこと岡本仁志に話を聞いてみた。 (INTERVIEWED BY YUKARI MATSUBARA)
『Now Printing...』
GZCA-5232 ¥2,000(tax in)
01.Lose My Breath
02.Tonight
03.海鳴り★
04.Dime La Verdad
05.with great force★
06.joyride(Re:ASAP)★
07.All Fall Down
特典:岡本仁志によるGARNET CROWのカヴァー曲「Mysterious Eyes 〜Reason P.〜」無料着うたダウンロード。QRコード付き!
All songs written & arranged
Hitoshi Okamoto
Except for a few lyrics
→★ AZUKI 七
SUPER LIGHT
NEW ALBUM『Now Printing...』2010.12.8 Release
●待望のソロ作品発表ですね。
岡本仁志(以下岡本):そうですね、6年も空いて、ありえないですね(笑)
●この6年の間、制作はずっとされていたんですか?
岡本:前のアルバムが終わって、半年位はしていました。
●じゃぁ、もうその時点で出来上がっていたのですか?
岡本:6曲目はリアレンジなので、その他で言うと、2.3.5.7曲目の大元は当時既に出来ていました。そこから長いブランクがあって、ここ数ヶ月でまとめ上げたという形です。
●ズバリ聴き所は?
岡本:まだ客観的には聴けないですけど……。制作のある程度進んだ所では "バラバラ感" が1つのキーワードになるのかな〜と思いながら作っていて、今はま□完全に出来上がる頃なんですけど "そんなにバラバラ感があるアルバムになったかな〜?" と逆に思う様にもなってきたんですよね。
●"バラバラ感" というより、バラエティ豊かである事は間違いないですね。
岡本:あっ、そうですか、じゃぁ、大丈夫か! 制作期間が6年という事を利用して、"ひたすらバラバラ感が強い" って事にしておきます!
●6年なので、欲を言えば、是非ミニではなくフル・アルバムでいって欲しかったですけどね(笑)!
岡本:(爆笑)いや、それはもう〜、本当にごもっともでございます。
●(笑)でも正直な所ミニ・アルバムとはいえ、様々な味のある曲が詰め込まれているので、聴き応え十分だと思いました。今回は日本語の詞もご自身で書かれていて、より ご自身の色が強く出た作品に仕上がっていると思いますが、そもそも "岡本仁志らしさ" ってなんだと思いますか?
岡本:難しい質問ですけど……。ミュージシャンとしておおまかにカテゴライズするのに困る□じゃないかな〜とは思いますね。"ギタリスト? ん〜ギタリストだけじゃないし"、"作曲家? えっ作曲家? 歌詞も書くし〜?"、みたいな感じで。悪く言えば中途半端っていうか。
●音楽を楽しみながら、やりたい事をやって、作りたい物を作って、というスタンスですか?
岡本:そうですね。その中に得意不得意はあるんですけど、楽しみながらやっていますね。勿論しんどい時もあるんですけど、まぁ、出来る事は貪欲にやりたいので、色んな所に顔を出したいっていう感じですかね(笑)
●音楽を作る人って、"誰かを元気付けたい" とか、"自分の内面を吐き出すため" とか、色々理由があると思うんですけど、岡本さんは何故曲を作り、歌詞を書いて、歌っていると思われますか?
岡本:物凄く伝えたい事があってやっているわけではないですね。でも今おっしゃった2通りで言うと、後者の方に近いかな。自分の何かを音楽で表現したいっていう……。
●洋楽なんか聴いた時に、"いいな〜" とか "カッコ良いな〜" とか感動したりするじゃないですか。それを自分も同じ様にこんなの作ってみたいなっていう、そういう衝動で作られているのでしょうか?
岡本:そう! そういう感じです。すごくアマチュアチックですけど、今でもそうだと思います。なんか自分が聴いて "ああ〜心地良いな" っていう音を自分も出したいなっていう。非常にシンプルで分かりやすい理由だと思います。
●お話を伺っていると、気負っていないというか、素のままといいますか(笑)。すごくシンプルな歌詞からも音楽をやられているな〜と感じました。まさに "SUPET LIGHT" というネーミングがぴったりだなと。
今回 "SUPER LIGHT" というお名前でのリリースという事ですが、ズバリ "SUPER LIGHT" な感じは、素の岡本さん、それとも憧れる部分なのでしょうか?
岡本:ん〜多分、自分とは切り離した所で素の自分になれるみたいなニュアンスが近いですね。岡本仁志っていう名前も "志" っていう字は最初なくて、本名の仁士として活動していたんですけど、ソロ・アルバムをリリースする前に、とてもじゃないけど自分の本名がCDの背中に乗るなんて無理と思ったので、"志" という1文字を付けて、違う自分だから大丈夫って! なので、それと似た様な心境がまた10年後も出てきましてっていう、その程度のノリで(笑)、別に何か目新しい事をしてやろうとか、そういう気持ちはないですね。
●なるほど。ところで、これまで英語の歌詞は書かれていましたが、日本語詞をご自分で書かれるのは初めてですよね?
岡本:そうですね。そこも非常に単純な理由ですね。例えば1曲目だと物凄く言葉を詰め込んで息継ぎなんかもリアルには不可能っていう事をやりたかったので、メロディを書きながら作詞もして歌入れもしてチェックしながら進めていったので、こういう事は自分で同時進行でやらないと絶対無理だと思ったんです。例えばAZUKIさんに歌詞を発注したとしたら、"あそこの部分、言葉の詰まりが足らないので、もっと詰めて下さい" とか、そういうやりとりをいちいちするのはまず不可能だと思ったので、じゃぁ自分で書かないとと思って。あと2曲目なんかは、最初の部分で使っている英語のフレーズ、マニアックな歌詞なんですけど、あそこの部分はトークボックスっていうエフェクターを使っているんですね。昔でいうロボ声(ロボット声)を出せる機械なんですけど、それを制作当初は1曲まるごと貫こうと思っていたんですよ。最終的には頭の英語部分だけになりましたけど。そうなると歌詞がクリアに聴こえにくくなる可能性が十分あったので、その場合自分で責任持った方が良いだろうと思って。自分で書いたものなら多少聴こえにくくても良いかなと思って。これも自分で書きましたね。あと4曲目はなんちゃってラテン語の歌詞にしていますが、この辺は完全に遊びですね(笑)
●今回はトークボックスを多用されていますよね?
岡本:トークボックスだったり。オートチューンだったり、混ざっていますね。例えば7曲目はオートチューンを使用しているんですけど、近代的なロボ声に聴こえる部分はオートチューンですね。
●その辺のアイデアは全てご自身で?
岡本:そうですね(笑)。やっぱり自分の声があまり好きじゃないから、何とか変えたいっていう。
●えっ? 好きじゃないんですか?
岡本:何とか変えたいと思って。変えると客観的に聴ける様になるんですよ。だから気分的に物凄い楽になりますね。今回の中では3曲目の「海鳴り」とか、めちゃくちゃ歌入れに時間掛かりましたね。声に何も加工をしていないので。
●とても魅力的な声だと思うのですが、ご自身ではどんな所がお嫌いなんですか? 恥ずかしいとか?
岡本:以前よりは大分ましになりましたけど。単純に好みではない。そして、やっぱり単純に恥ずかしいですね。未だに。
●そうなんですか〜。ところで先程4曲目はラテン語の歌詞を書かれたとおっしゃっていましたが、こちらも非常にセンス溢れる独特な1曲になっていますね。何故ラテン語の曲を1曲入れようと思ったんですか?
岡本:eRaの曲「ameno」の歌詞が古典ラテン語風の造語だそうで、言葉の響きって凄いなって思ったのがきっかけです。で、僕のは嘘っぱちスペイン語。でもタイトルだけはちゃんとしたスペイン語「Dime La Verdad(本当のことを言ってくれ!)」です! あとは "バグヴォーカル" と勝手に呼んでいる "途中で歌データがバグする感じ" を自分で演出するのを試してみたかったので。
●これまで同様、AZUKI 七さんにも歌詞を依頼されていますね。今回の歌詞はいかがでしたか?
岡本:いつも本当に感心しながら歌っていますね。命が吹き込まれるっていう感じがするんですよ。単なる英語の仮歌が、本番の日本語の詞に変わると、メロディがすごい力付けたなっていう、"ありがとうございます!" っていう感じですね。
●AZUKI 七さんの歌詞は新曲では3曲目と5曲目の2曲、あと6曲目の「joyride」もAZUKIさんですが、こちらは1stシングルのカップリングだった曲ですね。今回敢えてリアレンジを収録したのは何故ですか?
岡本:カップリングのさらに前の、原形が今回のアレンジの様なものだったので。若返ったつもりで1度形にしたかったのが理由です。
●なるほど。では最後に、サッカーがお好きなので、今回のアルバムをサッカー選手に例えると誰になりますか?
岡本:恐れ多いですが "チラベルト"。らしくないところがらしさ? いや、もちろん足元にも及びませんが、方向性はあっていると思います。
※チラベルト:フルネームは、ホセ・ルイス・チラベルト・ゴンザレス。元パラグアイ代表のゴールキーパー。1998 FIFA France W杯、2002 FIFA Korea Japan W杯に出場。2004年に引退。的確な判断力・決断力を高いレベルで有し、さらに驚異的な反射神経の持ち主。チームの精神的支柱としても活躍。多くのサッカー・ファンの記憶に残る名選手の1人。
■SUPER LIGHT 東京・大阪LIVE決定!
◇2011年1月29日(土) 大阪/hills パン工場
◇2011年2月05日(土) 東京/原宿アストロホール
詳しい最新情報はOFFICIAL WEBSITE
→http://www.giza.co.jp/superlight/