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Es VOL.9 more GARNET CROW life Vol.9 「好きなPV BEST10」撮影秘話(後半)

music freak magazine & Es Flash Back GARNET CROW Final MemoriesP.037

●○○From music freak Es Vol.9

読者が選んだ[好きなPV BEST10]

GARNET CROWのデビュー10周年を記念してお送りしている連載コーナー[more GARNET CROW life]。先月は、読者の皆さんから寄せられたアンケート結果をもとに決定した【好きなPV BEST 10】を発表しましたが、今月はその10作品について当時制作を担当されたアート・ディレクターの小島巌さんに撮影秘話等についてお話を伺ってきました! 是非貴重なお話をじっくりお楽しみください。

NO.6 晴れ時計
NO.7 忘れ咲き

NO.8 Timeless Sleep

NO.9 call my name

NO.10 君という光

撮影秘話

6位「晴れ時計」

野原に楽器を持ち込んでセッションするという珍しいシチュエーションのPVになっています。この時は大阪にある万博公園の一部を借り切って撮影を行いました。天気も良く準備万全で撮影に臨んだのですが、予想以上に風が強くて、何度もカットしながら撮影をしていくという感じでとても大変でした。しまいにはAZUKIさんのヘアスタイルがどうしても崩れてしまうので帽子をかぶって頂いたのですが、PVでは初という事で、読者の方には好評の様で(笑)、不幸中の幸いとでも言いましょうか、新鮮で良かったかもしれないです。また電車に乗っているシーンは、制作側が "こんなのに乗っているのも面白いですね〜" ってちょっと悪ふざけ的な感じで提案してみたんですけど、実際乗ってみたら絵になるので、少しだけ挟み込んでみました。
こういう雰囲気の映像を前からやりたいってメンバーが言っていた事もあってとても良い雰囲気だったので、現場で急遽 "スチールも撮ってみよう!" という事になり、結局ジャケットもPVと連動した写真が使用される事になりました。

7位「忘れ咲き」

この映像の為に撮り下ろした写真で全編構成しているPVです。写真撮影の際には、例えばここで岡本さんが紙飛行機を飛ばす、空を舞う紙飛行機を中村さんが土手で見上げる、地面に落ちた紙飛行機を古井さんが拾う、といった感じで、時空が繋がっているかの様なシナリオに沿って撮影を行いました。"映像の詩集" といった感じで、結果的に彼ららしい良いPVになったのではないでしょうか。

8位「Timeless Sleep」

デビュー当時はとにかくメンバーの皆さんとても忙しくて、なかなか全員が一斉に集って撮影をするという事が出来ませんでした。確かPVでは4人全員が一斉に集って行った撮影はこの曲が初めてだったと思います。
"急に地平線をみたくなって ふらり 始発に飛び乗る" という歌詞が出てくるので、そのイメージをPVにインサートしたいなと思いまして、中村さんに電車に乗って頂きました。実は同時にAZUKIさんは車で同じ方向へ向って頂き、ある駅で今度は中村さんが車で、AZUKIさんが電車でという風にチェンジして頂きました。

9位「call my name」

当時2ケ月に1回位リリースをされていて、非常にタイトなスケジュールの中ジャケット写真も兼ねて行われた撮影でした。AZUKIさんは以前、ご自身による撮り下ろし写真を収めた詩集[PHOTO & ANTHOLOGY 80,0]を発表されていますが、カメラが特技という事で、このPVの中では、さりげなくカメラで何かを撮影するという仕草のAZUKIさんをインサートしています。

10位「君という光」

個人的にとても好きな曲という事もあり思い入れも相当強く制作に臨みました。AZUKIさんと会話をしていた時に、これは "クラゲ" がキーポイントだと。そこで早速クラゲを撮影しました。僕自身は世界遺産とか、そんなとても壮大なイメージがあったので、メンバーにはフォーマルな衣装を纏って頂き、クラシックなホールで撮影を行いました。でもなかなか手応えが掴めず、"君という光" というサビ頭の部分が納得のいく映像がどうしても撮れませんでした。そこで中村さんにご協力頂き、なんと日を変えて3回位撮影を行っています。とにかくサビばかり撮影して、最後には僕と中村さんとマネージャーだけで行って、僕が壁や照明を作って撮る……なんて事もチャレンジしました。それだけこだわりを持って作ったPVでしたね。ちなみにAZUKIさんのピアノを弾いている姿はとても凜々しくて、個人的にはピアノを弾いているAZUKIさんの映像はこの時が1番好きです。