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Es VOL.2 CREATOR'S COLLECTION AZUKI 七 lyric works Part.1

music freak magazine & Es Flash Back GARNET CROW Final MemoriesP.065

CREATOR'S COLLECTION
by AZUKI 七 lyric works

1月からスタートした【CREATOR'S COLLECTION】。このコーナーでは毎回いちアーティストをピック・アップし、他アーティストへの楽曲提供や歌詞提供、レコーディングやライヴ・ツアーへの参加、その他アレンジャーとして様々な作品に携わる等々、クリエイターとしての側面に焦点を当て、その制作活動をご紹介をしていきたいと思います。
第2回目はGARNET CROWで作詞とキーボードを担当しているAZUKI 七さん。作詞家として多くのアーティストに作品を提供しているAZUKIさんは、文学作品や神話、そして芸術作品を彷彿とさせる独自の世界観と歌詞が印象的で、GARNET CROWの全作品の作詞を手掛けています。今回は、そんなAZUKIさんに焦点を当てて、今までにAZUKIさんが作詞を手掛けた女性アーティスト作品の中でも、作曲をGARNET CROWのメンバーが担当した、3作品をピック・アップしてご紹介したいと思います。

PROFILE
作詞とキーボードを担当。GARNET CROWの全作詞を手掛ける他、高岡亜衣、竹井詩織里、岩田さゆり等、数多くのアーティストにも作品提供し、岡本仁志ソロ作品の作詞も手掛けている。

“何気ない毎日からも詞のインスピレーションを受ける”という鋭い感性で、些細な人の心の奥に潜んだ感情をさりげなく表現。文学への造詣も深く、多種多様な文字使いや独特の読みには彼女の思想や哲学が垣間見られる。

reigning star
作詞:AZUKI 七 作曲・編曲:岡本仁志

毎日みている夕焼け
ねぇ どおゆうわけか

落ち込んでる時には

やけにね胸にしみる

fake it みおとしていた
break it 何度もやればいいよ

reigning star in time
誰もが一人 それぞれのthe master

流されるまま忘れそうな 最初のfeeling

刻み込んで

あきれる程 矛盾だらけで
ah- もてあましてる

過ぎたことはもういい なんてね

ha- 惰性の日々?

take it 構いやしない
um- make it 好きなよう やればいいよ

reigning star in time
宙()に浮かんだ 夢をつかむような

そんな気分だって 忘れないよ 最初のfeeling

抱きしめて

※「reigning star」より抜粋

岸本早未「reigning star」
2003.9.10 Release

1st Album『迷宮』収録

「reigning star」は、作詞をAZUKI 七さん、作曲を岡本仁志さんが手掛けた楽曲。初期の岸本早未さんの楽曲はAZUKIさんが作詞を担当している作品が多く、1stアルバム『迷宮』では、岸本さんが作詞に初挑戦した「記憶」以外、全ての曲をAZUKIさんが担当しています。1stアルバム『迷宮』のインタビューで、AZUKIさんの歌詞について、“共感出来る事は沢山あります!! 勉強になる事も沢山あって、ほとんどの曲で“あ~なるほど”って思っています”と話していた岸本さんは、アルバム制作でもこの「reigning star」が1番記憶に残っているそうです。“この歌詞とメロディの力強い感じが好きで 思いっ切り歌った事を覚えています”と当時の取材で語っていました。

★AZUKI 七が作詞を手掛けたその他の作品は……「迷Q!? -迷宮-MAKE★YOU-」(1st Single)「愛する君が傍にいれば」(2nd Single)、「カマワナイデ」「同じ世界で」「SODA POP」「会いたくて」「reigning star」「OPEN YOUR HEART」「Yes or No?」(1st Album『迷宮』収録)、「みえないストーリー」(3rd Single)、「It's so easy...」(3rd Single「みえないストーリー」c/w)、「風に向かい歩くように」(4th Single)、「素敵な夢みようね」(5th Single)、「Dessert Days」(6th Single)、「NEVER CHANGE」「NON-FICTION-GAME」(2nd Album『JUICY』収録)

空色の猫
作詞:AZUKI 七 作曲:中村由利 編曲:古井弘人

ほら空色の猫がまちを出る
晴れた空に紛れて

君を傷つけた その 毛色()にね

背中を押されてゆく

教会の鐘の音 遠くから聴こえてきて
人はまた懲りもせずに祈る

日が落ちる その前に ただ祈る

心の中にある 傷跡捨てられるとして
最初から そう 苦しみのない 生き方選ぶでしょうか…

溢れ出るやさしい歌を聴いて
空色の猫がゆく

彼の胸に響く たった一つの歌声をさがしてる

傷ついたその分だけ 優しさを知るはずだと
聞き飽きたチープな言葉でも

心から感じてる時がある?

少しだけ無理をして誰かに合わせてみたけど
それ程にね この世界は狭くもない筈でしょう

※「空色の猫」より抜粋

岩田さゆり「空色の猫」
2005.3.30 Release

2nd Single

岩田さゆりさんの2ndシングル「空色の猫」は、作詞をAZUKI 七さん、作曲を中村由利さん、そして編曲を古井弘人さんが手掛けた楽曲。初のGARNET CROW以外での中村さんとの共作になるこの曲についてAZUKIさんは、“以前にGARNET CROW用で一度出来上がっていたものを、岩田さんに歌って頂くという事で書き直しました”と当時のインタビューで語っています。青く晴れ渡る空の下で生きる人々の様々な気持ちを詰め込んだ様なストーリーと、清々しさに溢れた軽快なテンポで展開されるこの曲は、切なさの中に希望が感じられるミディアム・ナンバー。“大切な“何か”を探しに旅に出る猫ちゃんの物語”と曲のイメージについて話していた岩田さんの、瑞々しい歌声が存分に堪能出来る1曲です。

★ちなみに当時の取材でAZUKIさんは“空色の猫”についてこの様に語っていました。

●“空色の猫”とはどういう意味? 何を象徴しているのですか?

AZUKI 七フィーリングなのですが、居なさそうで居るかもしれない感じの……、本人にとっては持って生まれた事で当たり前なんだけど、周囲からは少数派扱いされるような……。

(GARNET CROW 1st Best Album『BEST』にGARNET CROW ver.収録)

夕凪
作詞:AZUKI 七 作曲:岡本仁志

編曲:Dr.Terachi & Pierrot Le Fou

町を背にして あてもなく
ただ歩き続ける 時を分かつよう

ゆっくりと 景色を眺めてた

揺れる grass...
君の手が 私にふれる

夕凪 体全部 包み込んで 遥か 遠く 連れ出してよ
流れ出す二人の時間なんて 切ない 想い 映し出すの

冷えた 風に 頬寄せて

こんなに愛おしい 気持ちだって 過去に 埋もれてゆく
忘れたくない 喜びが こぼれ落ちてゆく

tears blurred...
まぶしいよ 君とみる世界

夕凪 生まれ来る 明日の中 優しい 気持ち 変わらぬよう
人は大切なものならば 守れる 筈と 微笑んで

音も立てず 過ぎないで

すべる足元 少しのキョリが
臆病なカーブ 名前呼んで

どうしようもなく I wanted...

the grace of you...

※「夕凪」より抜粋

竹井詩織里「夕凪」
2004.5.19 Release

2nd Single「君に恋してる」c/w

作詞をAZUKI 七さん、作曲を岡本仁志さんが手掛けたこの楽曲は、2ndシングル「君に恋してる」のカップリング・ナンバー。切ない歌詞と少しテンポ感のあるメロディが、竹井詩織里さんの上品でしなやかなヴォーカルで紡がれています。この曲について、“夕凪という不思議な歌詞の世界を表現出来る様にコーラスを重ねたり、作業的にも色々やりがいがありました”と当時のインタビューで話していた竹井さんは、“臆病なカーブ 名前を呼んで”という部分の歌詞がとっても印象的だったそうです。“急がずに”“リズムにおいていかれてもいいや”位の気持ちでリラックスして歌いました”という「夕凪」、彼女の穏やかな歌声に耳を傾けながら是非今一度聴いてみてください。

★AZUKI 七が作詞を手掛けたその他の作品は……「静かなるメロディー」(1st Single)、「close line」(1st Album『My Favorite Things』収録)、「君に恋してる」(2nd Single)、「桜色」(6th Single)、「きっともう恋にはならない」(7th Single)、「Like a little Love」(8th Single)