VOL.66 3rd Single「二人のロケット」
music freak magazine Flash Back GARNET CROW 10th MemoriesP.006
●○○ From music freak magazine Vol.66
GARNET CROW
ニュー・マキシ・シングル
「二人のロケット」
5月17日 Release!
時代が奏でる、"よろこびのうた"
ある高名な作曲家の言葉、その1 "日本人ってぇのは、ゲタ履いてアイスクリーム食べてるようなもんだよ"
和洋折衷の究極の世界。考えてみれば、当たり前。僕らの日常には、そんな世界観が何事もなく、存在している。何の疑問もない。これまた別の高名な作曲家のひと言。"悲しいときに、悲しい曲を書くなんて卑怯千万。悲しいときこそ、楽しくなる曲を書いてこそ、作曲家冥利につきるなり" つまり、彼はこう言いたいのだ。悲しさは、共有すべき感情ではない、と。GARNET CROWが放つ、第2弾シングル「二人のロケット」には、そんな一見異なる世界観が同居しているように感じられるのだ。例えば、80年代を飾った数々のヒット曲。どこまでも突き詰められた "虚飾" の世界。突き詰められているからこそ、提示されている側も心地良く、その世界に身をゆだねることが出来る。それこそが真の意味でのスタンダート感っていうやつではないだろうか。じゃあ、もう一つの彼らの世界——歌詞の方はどうなんだろう。
誤解を恐れずに書く。"ドラマティックな人生" ……なんて嘘臭い響きなんだろう。人にはそれぞれ事情があるし、淡々と過ぎていく日常——それもまた、ドラマだ。見慣れた街の風景。いつもの駅。ほんのひと匙の喜びと悲しみ、そして消えていく日々の泡。ワンルームで作り上げられる、小宇宙。自分だけのオリジナルなストーリー。デビュー前から、京都α-stationのチャート上位にランクイン、デビュー・シングルも好調なGARNET CROW。そんな彼らが綴る歌詞世界こそ、そんなありふれた日常から生み出されたものなんだなっていうことを、つくづく感じさせてくれる。誰もが毎日 "キラキラ" を探して生きているワケで、そんな永遠のモラトリアムなライフ・スタイルって実はみんな同じでしょ? そんな日常にうってつけな、ライト・メロウ感。そして程よく耳に心地よくグルーヴは繰り返されていく。人は、あくまで生きていくために日常を過ごしている訳で、ささやかな希望と絶望の狭間で様々な感情が生まれ、それこそが "よろこびのうた" だったりする。そんな事実に気がつかないまでも、無意識の内に誰もが、ささやかなよろこびに満ち溢れた "うた" を求めている。だからこそ、いつの時代も "スタンダード・ナンバー" は生まれ、残っていくんじゃないだろうか。早くもリリースされる、彼らの2nd シングル「二人のロケット」という楽曲は、そういう存在だったりするわけです。すごくPeaceで、Happy。それもまた、オッケーじゃないか。
GARNET CROW
New Maxi Single
「二人のロケット」
5.17 Release
GIZA studio GZCA-1032 ¥1,050(tax in)
1.二人のロケット
2.未完成な音色
3.二人のロケット〜cool smooth ver.〜
4.二人のロケット〜Instrumental〜